ファクトフルネス読書メモ&中身が20分でわかる動画

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ポジティブになれるいい本でした

この本は13問の3択問題からスタートします。そして、不思議なことにランダムに答えても33%は正解するはずが、全く正解できません。それは自分の世の中の見方が歪んでいるから。なぜ歪んでしまうのかを実際のデータを交えて解説してくれます。

世の中は思ったより良いところで、どんどん良くなっている。すべては完璧になっていないし、良くないところもあるが、「毎日世の中がいい方向に向かっている」という認識はみんなが持っていた方がハッピーな世界だと思うなぁ。まずは学びメモをまとめていきます。

なぜ世界を歪めて見てしまうのか、その対策は?

分断思考:世界は分断されている という思い込み

  • 平均の比較に注意:分断されているように見えても以外と重複してる
  • 極端な数字の比較に注意
  • 「上からの景色」であることを覚えておく:上から下を見るとどれも同じに見えるけど実際はけっこう違う

ネガティブ思考:世界はどんどん悪くなっている という思い込み

  • 一人あたりのギターの本数が増えるなど、良いことはいっぱい起きている
  • 「悪い」と「良くなっている」は両立する
  • 良い出来事はニュースになりにくい
  • ゆっくりとした進歩はニュースになりにくい
  • 悪いニュースが増えても、悪い出来事が増えたとは限らない:監視の目が届くようになっている可能性も
  • 過去は美化されがち

直線本能:世界の人口はひたすら増え続ける という思い込み

  • 世界の人口は増え続けない。110億人程度が上限になる
  • なんでもかんでも直線のグラフを当てはめてはいけない。S字、すべり台型、倍増型、コブ型などさまざまなトレンドがある。自分が見ているグラフはどの形の一部なのかを意識する

恐怖本能:危険でないことを、恐ろしいと考えてしまう 思い込み

  • 世界は実際より恐ろしく見える。現実を見てリスクを正しく計算すべき
  • リスクは、「危険度」と「頻度」の掛け算で決まる。「恐ろしさ」はリスクとは関係ない
  • 行動する前に落ち着こう

過大視本能:メモ前の数字が一番重要だ という思い込み

  • 一つの大きな数字を見たら事実を誤認することがある
  • 比較しよう
  • 80:20ルールを使って、大きいところに注目しよう
  • 割り算を使って数字を理解しやすく変換しよう。たとえば国民一人あたりなど

パターン化本能:ひとつの例がすべてに当てはまる という思い込み

  • 違う集団のあいだの共通項を探そう:そこから分類自体が間違っていることに気づくことができる
  • 強烈なイメージに注意:頭に残りやすいが例外かもしれない
  • 自分以外はアホだと決めつけない:変だと思ったら謙虚に考えてみる。合理的な理由が見えてくることがある

宿命本能:すべてはあらかじめ決まっている という思い込み

  • いろいろなもの(人、国、宗教、文化)が変わらないように見えるのはゆっくり変化しているから
  • 知識をアップデートしよう。学生時に勉強した知識の中ですぐに古くなる情報も多くある
  • 文化が変わった例を集めよう:おじいちゃんおばあちゃんに話を聞くと、価値観など、時間がたったときの変化の大きさを感じられる

単純化本能:世界はひとつの切り口で理解できる という思い込み

  • 一つの視点だけでは世界を理解することはできない:自分の得意分野からの見方にこだわることなく、異なる分野の専門家の意見を聞こう
  • 単純なものの見方と単純な結論に注意:独裁者が残虐な行為を正当化するために利用されてきた
  • 数字は大切だが、数字だけでは世界はわからない

犯人探し本能:誰かを責めれば物事は解決する という思い込み

  • 犯人ではなく、原因を探そう。問題を起こす人が悪いんじゃなくて、プロセスが悪い
  • 貧しい人のための薬をつくらないのは企業が悪い?実は株主が悪くて、その株主の資金は年金だったりする

焦り本能:いますぐ手を打たないと大変なことになる という思い込み

  • 「いますぐに決めなくてはならない」と思ったら、自分の焦り本能が働いているということを意識しよう
  • 緊急で重要な決断ほど、データにこだわろう
  • 焦ったら大胆な対策を打ちたくなるが、だいたいの良策は地道な一手の積み重ね。大胆な対策を打ったらどんな副作用があるかを考えよう

ざっくり理解したいための動画

筆者のHans RoslingさんはけっこうTED talkに登場しています。400ページ近くの本を読むのが嫌な人は動画がオススメです。言っていることの中心は変わらなかったりします。↓は一例で、他の動画もあります。

まとめ

この本は終始ロジカルなんですが、ロジックとは別にこの本の感動的なところは、父のライフワークであった「人々に世の中を正しく見てもらう」というある意味集大成である本を、執筆途中で亡くなってしまった父に変わって息子が完成させたというところです。

クイズから始まるとっつきやすい本なので、本屋さんで最初のクイズだけでもぜひ受けてみると良いと思います。きっとイントロを読んでしまって、世の中の見方が変わって、ちょっとポジティブな気持ちになれると思いますよ。

じゃ、そゆことで。

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