テディ(@Tdy_beer)です。
妻が妊娠してから、子育ての住環境についてぼんやりと考えています。なんとなく、「東京都心での子育てって窮屈だなぁ」と感じてる。満員電車に自分の子どもを乗せたベビーカーを押し込むことなんて想像できないし、思いっきり走り回れない公園で遊ばせたり、恐る恐るキャッチボールするなんて、かわいそう。
まだアイデアベースだけど、ある程度の貯金と不労所得をつくって、幼稚園に入るまでは家族で田舎に引きこもってみようか、なんてことも考え始めています。
そんな時に「田舎暮らしはつらかった」という本が目にとまったので、つい手にとって読んでしまいました。独身で家族はペットのみ。職業はライターと、比較的リモートワークできそうな方の自伝です。著者は渡辺瑠海さん。移住先は高知。2005年の本なので、まだまだネットショップやインターネット経由のエンタメも充実していなかったころの話。
読みながら、田舎暮らしの辛い(だろう)ところを考えてみました。
ここがつらいよ田舎暮らし:本書で紹介された14点
- 夜暗い
- スーパー、コンビニが遠い
- テレビ番組が少ない
- ラジオの選択肢が少ない
- 車がないと不便
- 家賃と食材以外の物価が高い
- ネットショップのサービス圏外
- 細かい音が気になる
- 宝くじが売り切れる
- すごいボリュームの虫と玄関で遭遇する
- 酒の飲み合いがすごい
- 病院が遠く、医者が少ない
- 食が唯一のエンタメで太る
- 国民健康保険が高い
この本はいろいろとツッコミどころがあるわけですが、最大のポイントはど田舎に移住しておいて車なしで生活しようとしているところです
そりゃ田舎暮らしも嫌になるわ。
スーパーまで歩いて30分以上!?ありえん・・・
車がないと不便
都会であっても田舎であっても自分の時間と体力が資本であることは変わりないです。時間も体力も消耗しながら歩いて遠くまで買い物に行くなんて罰ゲームじゃ。。。車はマストでしょ!
というわけで、都内ではレンタカーとかシェアカーを使っているテディさんもさすがに田舎に移住することになれば中古で燃費の良い車を買います。絶対。
食が唯一のエンタメで太る
田舎の飯って本当にうまいんですよね。父の実家が地方のさらに山奥なんですが、蛇口をひねると湧き水が飲めるようなところで、すべての飯がうまい。やっぱ水が良いと米や野菜もうまくなるんでしょう。まして田舎で引きこもっていると、大量の食料が常備してあって、自分の時間はある程度自分の自由になる、と。食に走ってしまうのはめちゃくちゃわかる。
これはおそらく避けられないんで、低いカロリーの野菜を中心にしっかり食べることにして、運動のほうを頑張ります。今はジムで運動しているけど、田舎だとどうするんだろう。家庭菜園やるくらいじゃ運動量が足りなさそうだし、筋トレグッズを家に導入するくらいのスペースは欲しいなぁ。でも現実的にはその辺走るんでしょうね。暗い道怖そう。
国民健康保険が高い
田舎だと一人当たりの医療費が高いため、国民健康保険料が高いみたいです。まじかよ?と思って調べてみたらマジっぽい・・・?
うーん、これは痛い。全体的な物価が低いことを見込んで田舎暮らしを検討しているのに、ここが高いとけっこう意味なくない?月6万が20万とかなったら笑えないよ?と思ってもうちょっと調べてみると、どうやらそこまでひどいことにはならなそうだ。↓で計算してみたら、だいたい今と同じくらいになった。まぁ実際に移住するときにさらなる詳細は調べることにして、今は大丈夫そうということにする。
2005年より移住のハードルは下がったよね
- ネットショッピングの配送地域内に住む
- 車を持つ
- 速いインターネット回線を導入する
この辺を抑えればかなり快適に過ごせそう。
買い物は
- Amazon
- 楽天
- その他オンラインショップ
- たまに地元のスーパーやおすそ分け
エンタメは
- Netflix
- Amazon Prime Video
- Abema TV
- Spotify
仕事はライターじゃなくてもけっこう稼げるツール増えているし、世の中の偏見も少なくとも若い世代の中では減ってきている。メルカリとか、地方にいながら都会の人相手に売るツールも増えてるし。
この本はあまりシリアスに「田舎暮らしはやめとけ!」という本ではなく、あくまで体験記だったから良かった。人の体験を追体験できる、本というツールは本当に良いね。2005年にはなかったいろんなものが自分の周りにあることに気づくことができたし、次の10年も世の中はもっと進化していくだろうと思う。
インターネットを通じて、不要な中間マージン・中間プレイヤーがいなくなって、個人が勝負しやすくなる流れは変わらないから、その波にやられる側ではなく乗る側でいたい。やっぱり夫婦+ベイビーの移住は本気で検討してみよう。
じゃ、そゆことで。
コメント