なぜ投資のプロはサルに負けるのか? – オススメ投資本

スポンサーリンク

テディです。

投資を始めて1年ちょっと、いろんな失敗をしながらも市場に恵まれて利益を出すことができています。しかし、明確な指針がないというのが悩みでもあります。

投資を初めて1年ちょっと。自分がしてきた失敗たち、と一つの良かったこと
テディです。 投資を本格的に始めて1年ほどになります。 2017年3月某日に日本円がほぼ100%になっている自分の資産状況を見て、「あれ、これって実はハイリスクじゃね?」って思ったのと、仕事が落ち着いていて時間あったことなどから...

そんな中、昔から僕の本棚にあり、今でも取ってある大好きな本があります。

それが

なぜ投資のプロはサルに負けるのか?あるいはお金持ちになれるたったひとつのクールなやり方

という、藤沢数希さんの著書です。

自分はこれを2007年、大学1年生のころに読んでいるのですが、すごく興奮したのを覚えています。何が好きかと言うと、身も蓋もないからです(笑)そして、いろいろ語るけど、結論はシンプル。

その後自分は経済学部でいろんな理論を学んでいくのですが、大学のどの授業もこの1冊を超えませんでした。面白さ、役に立つか、その両方でです。

自分の投資指針を考える中、今回この本を読み直したので、好きなパートと感想をまとめておきます。

スポンサーリンク

ギャンブルは国家が愚か者に課した税金

あなたはギャンブルが好きですか?

もしくは、競馬や宝くじをやっている人に期待値の話をして、冷たい目で睨まれたことがありますか?僕はあります。なんども(笑)

イベントとして楽しんでいる人に、興ざめなこと言ってはダメですよね。

もうこういうのは言わないようにしています。自分だって、お酒飲んだりするわけで、そこに合理的な理由はないから人のこと言えません。

この本の中にはこんな表現が出てきます。

共産主義の国家では頭のいい人間は(中略)銃殺するのがお決まりのパターンですが、資本主義の国家では逆に頭が悪いということは大変重い罪で、その罪を償うためにこのようなさまざまな「税金」を払う必要があります。

ギャンブルは「国家が愚か者に課した税金」といわれる所以です。

これは本当に日々痛感し続けることで、資本主義は(少なくとも日本は)金融リテラシーがないと搾取されるようになっていると思います。

この本では、導入部分で実例が豊富なのも好きなところです。

大学1年生の自分には新鮮なことばかりでした。

常識を鵜呑みにしてはいけない!というひねくれた僕の性格の形成に大きな影響を与えたことでしょう(笑)

出てくるのはこんな例たちです

  • 投資信託とワンルームマンションを営業してくる人たちはなんで自分でやって金持ちにならないのか
  • クレジットカードの年会費と色の関係
  • ブランドとはマインドコントロール
  • 都会で高級車を持っているのはなぜ?
  • 生命保険は命を賭ける宝くじ
  • 35年ローンで家を買うのはレバレッジをかけた不動産投資

売る側がつかれると痛いポイントをしっかりカバーされていて、なるほどと思う点がたくさんあります。

ただ、FPの勉強をした今、一定の税金が減るのメリットが住宅ローンや生命保険(掛け捨て)にはあるため、そこをわかって適切に利用するぶんにはいいかな、とも思います。競馬とか宝くじとかは絶対やりませんが。

投資と投機とギャンブルは同じ

これは自分の中で、もやもやしてた部分ですが、藤沢さんははっきりと区別できないしする必要がないと言っています。なぜならこれらはすべて確率のゲームという意味で同じだからです。

僕も一個人として投資をしているため、ポジショントーク的に投資は素晴らしくて、投機とギャンブルはダメだと言ったこともありますが、実際には区別する必要はないんでしょうね。

ただ、自分の中での区別というか、ルールは

期待値がマイナスと思う勝負はしない

ということです。

リスクを取るなら相応のリターンが欲しい。ここにはこだわりたいです。

株式投資とは将来の利益をあてるゲーム

あなたにとって株式投資ってなんでしょうか?

何を根拠に割高・割安を判断していますか?

チャートを眺めてもう下がらないだろ、まだ上がるだろ、などなどいろいろな方法はありますが、この本では王道が紹介されています。

それは将来の利益を予想する、ということです。

僕がよく見ているPERも、本来やるべきであるDCF法の簡易版というのがわかりやすく説明されています。これは大学生の時に読んでもよくわからなかった部分かもしれません。今一度読んで、すっきり頭に入りました。

決算等、IR情報を見る時も、将来の利益を予想するつもりで見るのが王道ですね。利益とPERの前提があれば、理論株価を自分で出すことができます。

株式投資の基礎!PERとは何かを改めて考えてみた
株を買うときにはいろんな指標があります。 そして、正解と言えるものもありません。そこに面白さがあるとも思いますが、僕が好きな指標はPERです。 まぁ知ってる人からしたら「基本やん!」って思うかもしれませんが、PERという指標をど...

損したときは運、儲けたときは実力、の勘違いがチャンスをうむ

面白いデータが載っています。

それは、90%の人が平均より賢いと思っている、ということです。

耳が痛いですね。

市場が効率的であれば、儲けるチャンスはないはずなのですが、

儲けるチャンスがあるのは、僕も含めたそういう自信過剰な人々が、非合理的な行動をするからだそうです。

これはすごく面白いと思いました。結局市場は、だいたいにおいて効率的ですが、感情でぶれて動いているんですね。

投資の王道はインデックス投資

藤沢さんは、インデックス投資をオススメしています。

理由は下記の3点です。

  1. 市場はかなり効率的である
  2. インデックス・ファンドの手数料や信託報酬などのコストはアクティブ・ファンドに比べてかなり安い
  3. 買って、後はほうっておけばいいので、自分の時間を使わずにすむ

また、このようなコメントもあります。

結局、「販売手数料と信託報酬、その他コストがなるべく安いインデックス・ファンドを買って、後は投資したことなど忘れて、自分の本業に打ち込んでお金を頑張って稼ぐのが一番」

頭のいい証券マンたちに、市場をできるだけ効率的にしてもらって、その効率的市場の旨味に「タダ乗り」すると言うことです。

11年前に読んだとは思えないほど、この指摘は正しいと思いました。また、これではあまりエキサイティングではないとも言っています。その通りですよね。

僕は90%の自信過剰な人に見事に当てはまっているので、なんとかインデックスファンドに勝ち続けたいと思っています。ちなみに初年度である2017年はたぶん負けました(笑)

理論が新しいわけではない

この本で書かれていることは、学術的には新しくありません。

その辺の大学生が習っている内容でもあります。

ただ単に学術研究の世界で昔からよく知られている当たり前のことを、現代の日本社会に当てはめただけです。

藤沢さんも謙遜も込めてこう書いています。

つまり、不確かと言われる投資の世界でも、ある程度答えが出ている内容が多いということです。この本に限らず、貪欲に勉強していくことが重要ですね。

したくない人は、この本に書いてあるとおり目をつぶってインデックスファンドを買いましょう(笑)それでほとんどの自称投資家に勝てます。

僕も負けないように頑張りますが勝つ自信はありません。

アセットアロケーションの例がロボアドっぽい

この本では最後に、素人向けに実際の投資信託の名称も使ってインデックスファンドメインの組み合わせによる投資を勧めています。具体性があっていいですね。

ここで紹介されている方法は、ロボアド、特にWealthnaviが実現しようとしているものにかなり近いと感じました。

  • 信託報酬1%を高いと思うかどうか
  • NISA枠を使う必要があるかどうか

で意見がわかれると思いますが、インデックスメインでの分散投資をしたいのであれば、ロボアドというのは良い方法だと思ってます。自分も妻もやっています。

 

妻

去年末の株が高い時に始めたからまだプラスマイナス行ったり来たり、私のお金が減ったらどうしてくれるの!

 

テディ
テディ

どうもできないけど、せめて5年くらい待ってくれ。。。複利でジワジワ増えるから。ちなみにオレは1年でプラス7%。

 

ただし、1%の手数料は小さくないので、ウェルスナビでの投資はサテライトにして、これまで勉強したことをもとに自分たちの資産をしっかりポリシーを持って運用していこうと思います。

 

今考えているのは海外株80%、海外債券20%の組み合わせです。5つ以内のETFでこれを実現したいと思います。

まとめ

この本は大学生の自分が読んでも学ぶことが多く、投資をいろいろ勉強した11年後の今でも自分に発見を与えてくれる本です。

自分にとってベストのアセットアロケーションを考えて、実践していかないとな。藤沢さんもそうみたいですが、僕も日本政府を信用していないので日本の債券は入れないです(笑)

たまに出てくる数式とかは無視して良いので、さらっと読んでみてください。損はしないと思います。Amazonで読み放題に入っている人はタダで読めるみたいですよ!

そんじゃ。

 

コメント