なぜ地上波は終わっていくのか。メディア系会社の経営企画が思う3つの理由

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テディです。

メディア系の会社で経営企画・事業開発をしています。

中長期プランとか毎年やるんですが、この業界がどうなっていくかというのは、ただ会社のためにやるだけではもったいないので、ここでもまとめます。(脱社畜の第一歩!)

 

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若い世代ほどテレビ観ていない

下記のグラフはある2日間にテレビを使った人(リアルタイム視聴:録画は含みません)の割合です。(NHK国民生活時間調査2015年版より)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実際にはもっとデータありますが、20代、40代、60代を比較してみました。20代はざっくり7割の使用率ですね。
自分はなんだかんだ2日に1回はテレビ観てるので7割に入っていますが、前職のときは忙しくて全然観ませんでした。

時間で比較するともっと差がわかりやすいです。

 

 

最近やっとテレビ局も「若者はどこへ行った!何をやってるんだ?」とか言いはじめました。お金かけて調査したりしてます。

「録画も含めたら減ってないはず!」とか言ってます。まぁ減ってるんですけどね。

そして当たり前ですが、CMはスキップされまくり。不都合な真実なので広告主にはあまり知らされてないようですが。

インターネットテレビの登場

あなたはAbema TVってご存知ですか?LINE LIVEは?ニコニコ動画は?Gyaoは知ってます?

無料で視聴可能なメディアってすごく増えています。上記のサービスは基本的に無料で楽しめるメディアです。

まぁそれでなくても録画もできるし、日曜の夜6時にちびまるこちゃんをテレビの前に座ってみる必要はないんですよ。

妻

あれは日曜の夜にリアルタイムで観るのがいいんだ!何を言っている!

 

テディ
テディ

価値観の相違です

冗談はさておき、地上波テレビの独占的な状態はかなり崩されてきたと思います。

テレビというのは、簡単に言うと限られた電波を使用して家庭に映像を無料で届けて、広告主からのお金で儲けています。

インターネットテレビの前は、その電波を使う価値がすごく高かったです。無料の映像のエンタメはテレビだけでしたから。みんなが巨人の試合を見て、巨人ファンになっていた時代もあったそうです。

ただ、インターネットテレビの登場でその価値はだいぶ揺らいでいます。

Abema TVとか衝撃でしょうね。

そして地上波のくだらないクイズ番組とか日本はすごいんだ!みたいな番組観るよりだいぶ面白いです。

僕はボクシングを見るので、Abema TVの格闘チャンネルにはだいぶお世話になっています。

あと、5Gってご存知でしょうか?

5GはLTE、およびLTE-Advancedのさらに次となる第5世代移動通信システムです。
5Gによって、例えば、人が密集したイベント会場や大都市エリアで、4K/8Kといった超高解像度動画のストリーミングを快適に楽しめるような世界をめざします。

(ドコモのサイトより)

今って、データ量を気にしたり、思ったほどの速度が出ないから、外で動画を視聴したりダウンロードしたりは頻繁にできないと思います。

オリンピックイヤーである2020年には、外で高速ストリーミングが可能になるんです。

このタイミングでインターネットメディアは爆発するのではないでしょうか?

今から仕込んでいるサイバーエージェントはすごいですよね。

テディ
テディ

株欲しいけど下がらない・・・

また、オリンピック後には日本経済が冷え込むのではないかと言われています。

それは地上波の売上が下がることを意味します。それでなくても全体的に広告費はインターネットに出て行くのにね。

今後もコスト削減でつまらない番組は増えていくでしょう。

地上波もインターネットテレビにしたらいいじゃん!という意見がありますが、そう単純ではありません。

そうすると地方局の存在意義がなくなるため、地上波キー局はそうそう早い判断はできないでしょうね。

2018年現在ではインターネットテレビを推進しようとしているNHKを必死で邪魔しています。

今後はどうなるんでしょうか?元スマップのメンバーがAbema TVに登場したのはある意味象徴的ですね。

一番大きな動き?インターネットによりCtoCで届けられる時代

そもそも、コンテンツをテレビ局がつくる必要ないんですよ。

過去の栄光にしがみついて、自分たちが面白いコンテンツつくれると思っていますが、その辺のYoutuberのコンテンツのほうが10倍面白くないですか?専門用語ではそういうある意味素人のつくったコンテンツをUGC (User Generated Contents)と言うらしいです。

もはや国民のほとんどが高性能ビデオ・カメラ(=スマートフォン)と、映像加工マシーン(=パソコン)を持っている時代です。

4Kとか言ってますが、よっぽどじゃなければ映像なんて荒くても面白いと思います。

限られた人が高い報酬をもらって(そして半分は既得権益で)つくっているコンテンツよりも、参入障壁が低くて、観られたら観られた分だけ儲かるコンテンツが面白いのは当たり前です。

タクシーがUberに、ホテルがAirbnbに、そして中古販売がメルカリやジモティー等にやられているように、テレビもYoutubeなどの個人が自由に運営できるメディアに取って代わられます。それが若い世代の時間の奪い合いという領域ではすでに起こっていますよね。

まとめ

10年後のメディア、というか映像エンタメはどうなっているんでしょうか?

これまでのような地上波一人勝ちでないことは確かですね。

有料メディアも僕の大好きなNetflixを始めとして、DAZNとか面白いプレイヤーがどんどん増えてきています。

ケーブルテレビやスカパーが死んでしまうのも時間の問題でしょう。3,000円 vs 1,000円ですからね。そして番組の質も高くない。インターネットとかあんまりわからない、という高齢者をどこまで囲い込み続けられるんでしょうか。

地上波もこのままではまずいと、TVerやHuluやParaviをやってみたりしていますが、昔たまたまいい時代に番組をつくっていたり買ったりしていただけで偉くなっている編成部出身のお偉いさん中心では、この変化の時代は戦えないでしょうね。

CMをスキップしにくいようにテレビメーカーに働きかけたりする前に、消費者のほうを見て、次の時代にどうしていくべきか、過去分も含めた面白いコンテンツや制作ノウハウを武器に、攻めの経営をしてほしいです。

でもまぁ終わっていくんだろうなぁ。電通とか博報堂にいるらしい賢い人たちがなんとかするかな!

僕は絶対地上波キー局の株なんか買わずにサイバーエージェントの株を買うけどね。

そんじゃ。

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