読書なんて自己満足で意味ないと言われて思ったこと

テディです。

今はもう彼は転職してしまったのですが、かつての同僚が言ったことで今でも覚えていることがあります。

「オレは読書って意味ないと思っている。ほとんどの読書って自己満足で、自分の改善につながってないじゃん。読書するくらいなら、その時間で人と会って話してた方が効率的だよ。」

なんかもやっとしたので今でも覚えてる。で、その時は

「そうは思わないけどな。普段会えないような人の思考に触れられるのってすごいじゃん」

って言った。この考えは今でも変わらないけど、もう少し自分の中で整理できたからまとめておきます。

場所と時間をこえてコミュニケーションできる

本を書くような人って普通は自分は会えない人が多いと思います。逆に会えるような人の本は読まないよね。

起業物語系とかけっこうありますが、そういう人ってクソ忙しくて普通は会えません。社内の人でもなかなか会えなかったりします。

そういう人がお金のためか名誉のためか善意からかわかりませんが、自分の思考を整理して文章にしたものってすごく価値があると自分は思います。

で、そういう人となんで会えないかというと時間と場所がネックになります。

まず、そういう人は時間がありません。まして自分と雑談している時間なんてないでしょう。

場所も大きいです。日本人なら日本のどこかにいるかもしれませんが、アメリカ人とかたいていの日本人は話そうと思っても物理的に話せませんよね。SkypeとかITが発展した今でも時差の問題はあります。

そういう人と一方通行ではありますが、コミュニケーションできるのは学ぶものが多いのではないでしょうか?居酒屋で武勇伝語ってもらっている感覚です。上司の武勇伝聞くくらいなら、そういう人の武勇伝聞きたいです私は。起業物語ってのは一例で、自分がなかなか会えない人ってことです。例えばもう亡くなっている人の本を通して、生前の彼らと対話している気分になる、というのはけっこう楽しいものだと思います。

自分のペースで理解できる

これ、直接会う以上のメリットだと思います。本だと読み返せます。頭がいい人の本は、頭がいい人がさらに主張を要約しているものだったりします。頭キレキレの人に早口で喋られてついていけなかったないでしょうか?私はめちゃくちゃあります。

本を読むと自分のペースで理解することができます。自分の主張とぶつけたり、検索してみたり、考えたことを人にぶつけてみたり。

古い本とかけっこう読み応えがあって、消化に時間がかかったりしますが、当時のエリートたちの思考・悩みに触れると学ぶものは多いです。

安い

いやー、コスパばっかり考えている自分はここにたどり着いてしまうんですが、本って安くないですか?時給換算したら意味不明な額な皆さんが、それなりの時間と手間をかけて脳みその中身を表現したものが数千円で買えちゃうって、お得感がすごいと思います。

元同僚は今日も恵比寿で1万円とか使って飲みながら、いかにレバレッジかけた投資がいけてるかを語ってるのかな〜。それとも最近はまっているサプリの話をしているのかなぁ〜。それとも友達の起業家のビジネスがいかにイケてるかを語っているのかなぁ〜。

自分の子どもには本を読ませたい

なんかdisってしまいましたが、読書という時間の使い方はコストの面でもリターンの面でもかなりお得だよってことが言いたかったです。さらに公共の図書館とか使えば無料でそういった体験ができるから、まさにやらなきゃ損ですよね。

今までウイニングイレブンに費やした時間を、どんな本でも漫画でもいいから、読書に使っていればどんなによかったか・・・。

オーディオブックとかVoicyとかの音声メディアも増えてきたし、技術が進むにつれて人の思考のアウトプットに触れる機会はさらに増えそう。

自分の子どもには本を毛嫌いせずに読んでほしいなぁ。

読みっぱなしではなく、学びをまとめてシェアすることで自分のためにもなりそうなので、今後ブログでも気に入った本があれば書評を載せていこうと思います。

そんじゃ。

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