テディです。
外資系ってなんとなく怖いイメージとかギラギラしたイメージありませんか?
私はありました。
実際働いてみると、偉い人が外国人なだけでけっこう普通の会社だと思います。まぁ外資でしか働いたことないんですが。
あと、外資といってもヨーロッパ系かアメリカの西海岸か、東海岸か、どんな業界か、によっても千差万別です。日本企業とひとくくりにできないのと同じですね。
そんな中でも、日系企業で働いている人の話と比べる中でこれって外資っぽいのかなーと思うことがいくつかあります。自分が早く知りたかったなーと思うので、まとめてみます。
Yes, No or I don’t know
これは入社してすぐに言われたことです。
どういうことかと言うと、Yes/Noで答えられる質問については、まずYes/Noを答えるべき、ということです。
新社会人だった私は、自分のやったことをできるだけ詳しく報告するのが丁寧だと思って、くどくどと説明してしまっていたのですが、すぐに「で?」「結論は?」と聞かれていました。
そもそも英語は言語のつくりがそうなっていますよね。
中学英語でやったような気がしますが、英語ってSVO(主語→動詞→目的語)なのに対し、
日本語ってSOV(主語→目的語→動詞)になっています。
つまり、日本語って最後まで聞かないと結論がわからないんですよね。
相手のリアクションを見ながら語尾を変えて意味を変える、みたいことができてしまうのが日本語です。
これでよく、はないですよね?みたいな。(上司の顔次第で語尾を変える)
そしてわからない、もしくは確認する必要があればI don’t know. I will check and get back to youとか言っておきます。わからないことはわからないとすぐ言うのが大事です。自分がどこまでわかってるかの説明はそのあとです。
これ、英語で話すときだけでなく、外資の中だと日本語でも同じようなコミュニケーションが求められることが多いです。日本企業でも常識だったりしますか?
結論ファースト。これは相手の時間を尊重することにもなります。結論がわかったら、その後必要なことだけを聞く。まず相手の話を最後まで聞こう、という文化は会社の上にいくほどありません。
上の人は、時間の密度をあげていかないと処理しきれないほど、日々の決定事項が多いからです。
黙っているならミーティングに来るな
やってる感、当事者の雰囲気、そんなのはいらない、ということですね。
新卒の自分にこれをよく言ったな、という感じですが、良くも悪くも特別扱いをしないということだったんでしょう。
偉い人がけっこういるミーティングで、いろんな略語が飛び交ってチンプンカンプンでした。その後、わからないことをまとめて、先輩の時間をもらって質問しようと思っていたところでした。
そこでまず言われたのが、「何も発言しないのなら、ミーティングには来なくていいよ」ということでした。
そのときはなんてひどい先輩なんだ。育てようという気がないのか。と思いましたが、今思うとすごく意味のあるアドバイスだったと思います。
発言するためには、理解しなくてはいけないことがたくさんあります。ミーティングの主旨、メンバー、自分の部署にとって重要な情報、ビジネスの成長に重要な情報。そのようなものを理解して、自分なりの仮説を持ってミーティングに臨む必要があります。
発言してみると気が付くのですが、自分が疑問に思うことは意外とみんなもわかっていなかったり、参加者にとってプラスになることが多いです。若手だと許されることも多いので、がんがん発言すべきです。
「オレを通さずに発言するな」と怒るくだらない人は外資でもいますが、考えた上での質問であれば怒られることは少ないですし、自分の理解を深めることにつながります。
事実、上のポジションにいる人ほど恐れずに質問するし、わかったふりをしません。わかったふりは一番ダメですね。
まとめ
なんだか書きながら反省です。
今の自分の行動を振り返って、いつもできているわけではないですね。ただ、キャリアの早い段階で上記のような姿勢・考え方に触れることができたのは大きかったです。
歳をとってもできてない人、いっぱいいます。
外資に転職しようとしている人とか、これから新卒で外資に入る人の参考になれば幸いです。
会社によるし、上司によるし、なんですが、どこにいっても役に立つスキルだと信じています。今のところ自分の場合はなんとか通用してきていますよ!
そんじゃ。
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